症
状
別
の
ケ
ア
Symptoms & Care

IgA血管炎
特徴・症状
• 全身の血管の病気です。 細い血管が急にもろくなって炎症を起こし、出血しやすくなります。
• 足や腕(特に出やすいたるみやすい部位)に赤紫色の斑点(紫斑)が出るほか、強い腹痛、血便、関節の痛みや腫れ、手足のむくみなどの症状がみられます。
• 紫斑などの症状は通常1か月ほどで落ち着きますが、数週間〜数ヶ月の間にくり返し出ることがあります。
• 【病名について】 以前は「アレルギー性紫斑病」「アナフィラクトイド紫斑病」「血管性紫斑病」「シェーンライン・ヘノッホ紫斑病」など様々な名前で呼ばれていましたが、現在は「IgA血管炎」という病名に統一されています。
治療
• 紫斑・関節痛: 基本的には安静が一番の治療となります(紫斑そのものを消す特別な薬はありません)。関節の痛みが強い場合は痛み止めを使います。
• 腹痛・血便・腎炎: 強い腹痛や血便がある場合や、腎臓に合併症が出た場合は、ステロイド薬(飲み薬や注射)による治療が必要になり、入院での管理が必要となります。
家庭で気をつけること
• 安静: 血管に負担をかけないよう、症状が落ち着くまでは主治医の指示にしたがってできるだけ安静に過ごしてください。
• 食事: 腹痛や血便がなければ、いつも通りに食べてかまいません。
• 入浴: 元気がよければ、いつも通り入ってかまいません。
• 重要・腎炎の合併に注意: 紫斑が出たあと、尿に血や蛋白が混ざる「腎炎」を合併することがあります。大部分は自然に治りますが、一部長引くことがあるため、注意深く経過を観察する必要があります。
登園・登校の目安
• 安静が必要な病気であるため、主治医の許可があるまではお休みしてください。
もう一度(または定期的に)受診する目安
• 【緊急受診】: 強い腹痛があるとき、血便が出たとき、男の子で陰のう(こう丸)を痛がる場合。
• 【定期受診】: 見た目の症状(紫斑や腹痛)がすっかりなくなっても、腎炎の早期発見のために約半年間は定期的な尿検査などの通院が必要です。主治医の指示通り受診を続けてください。
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