症
状
別
の
ケ
ア
Symptoms & Care

みずぼうそう(水痘)
特徴・症状
• 全身の感染症です。 水ぶくれ(水疱)を持った赤い発疹が、お腹や背中だけでなく、頭皮、口の中、陰部などの粘膜にまで全身にくまなく出ます。多くの場合、強いかゆみを伴います。
• 発疹は2〜3日でピークとなり、最初は赤いポツポツだったものが、中央に水を持った水ぶくれになり、その後は次第に乾いて黒いかさぶた(痂皮)へと変化します。
• 熱は38〜39℃前後の高熱が出ることもあれば、まったく出ないで元気なこともあり、個人差があります。
• ワクチンの効果: 定期接種(2回)が導入されてから大きな流行は減っていますが、未接種のお子さんや1回接種のみのお子さんはかかりやすいです。また、2回接種を完了していても軽症として発症することがあります。
治療
• 病状や年齢に応じて、ウイルスの増殖を抑える抗ウイルス薬(飲み薬など)を処方します。
家庭で気をつけること
• かき壊し対策: かゆみが強いですが、ひっかいて皮膚をかき壊すと、そこに細菌が入って化膿したり、治ったあとに深い跡(クレーター)が残りやすくなります。お子さんの爪はこまめに短く丸く切っておいてください。
• 入浴: 熱が高くなければ、ぬるめのお風呂やシャワーでさっと汗を流して皮膚を清潔に保つほうが、かゆみが落ち着き、細菌感染(化膿)の予防にもなります。石けんやシャンプーは肌に直接こすりつけず、手のひらでよく泡立ててから、水ぶくれを潰さないよう手でやさしく洗ってあげてください。
• 食事(口の中の発疹対策): 口の粘膜に水ぶくれができると、しみて強く痛みます。食欲が落ちるのは仕方がありませんので、ゼリーや冷ましたスープなど、のどごしの良いもので水分を十分に摂らせてください。熱いもの、酸っぱいもの(みかんなど)、塩辛いもの、硬いものは痛みを痛がって嫌がるため避けてください。
• 外出制限: 熱が下がって本人がどれだけ元気であっても、周囲へ非常にうつしやすい病気です。発疹が「すべて完全にかさぶた」になるまでは、自宅で安静に過ごし、外出は控えてください。
【重要】周囲の子への接触後緊急ワクチン(72時間以内)
• 2回の定期ワクチン接種を完了していないお子さんが、みずぼうそうにかかっている子と直接接触(同じ部屋にいるなど)してしまった場合、接触してから72時間(3日)以内に緊急で水痘ワクチンを接種すると、発病を未然に防げるか、もし発症してもごく軽症で済む可能性が十分にあります。 周囲にお心当たりのあるお子さん(小さなきょうだいやお友達など)がいる場合は、早めに教えてあげてください。
登園・登校の目安
• 発疹がすべてかさぶた(痂皮)になるまでは出席停止です。 ひとつでもジクジクした水ぶくれが残っているうちは登園・登校できません。治癒後、登園・登校を再開する際は主治医の診察と許可(登園許可書など)が必要です。
もう一度受診する目安
• 4日以上高熱が下がらずに続いているとき
• 水ぶくれが赤くパンパンに腫れて、濁った膿(うみ)を持って化膿してきたとき
• ぼんやりしている、呼びかけに対する反応が鈍い、ぐったりして活気がないとき
• ※非常に感染力が強いため、受診(再診を含む)の際は、必ず事前にクリニックへお電話などで受診方法を確認してからご来院ください。受付後、隔離室などへ直接ご案内いたします。
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