Symptoms & Care

幼児の便秘

特徴・症状

  • 幼児期の便秘は、2~3歳頃のトイレトレーニングの時期や、保育園・幼稚園への入園などによる環境の変化をきっかけに、「うんちをすると痛いから我慢する」「外のトイレで恥ずかしいから我慢する」といった我慢の悪循環から始まることが多いです。

  • 次のような様子がみられる場合、便秘と診断・判断します。

  • うんちの回数が「週に2回以下」と明らかに少ない。

  • コロコロとしたウサギのフンのような硬いうんちが出る。

  • 排便のときに、顔を真っ赤にして強くいきむ、お尻を痛がって泣く。

  • うんちが出そうになると、立ったまま体をこわばらせてモジモジと我慢する仕草をみせる。

  • トイレトレーニングはとっくに終わっているはずなのに、パンツに少量のゆるいうんちが頻繁についてしまう(硬いうんちの隙間から溢れて漏れる症状)。

治療

  • 生活習慣の改善(食事や遊び)を行っても改善しない場合は、お腹の中に溜まった硬い便の塊を一度取り除くために浣腸を行ったり、排便時の痛みの恐怖を取り除くために「うんちを適切な硬さにやわらかくする飲み薬(緩下剤)」をしばらくの間、毎日しっかりと継続して使います。 腸の動きが正常に戻るまで数か月以上継続することが一般的です。

家庭で気をつけること

  • 排便習慣の促し:

  • 子どもがうんちを我慢したそうなサインを見逃さないようにしましょう。

  • 「朝食の後」など、毎日決まった時刻にトイレの便座に数分間座る習慣をつけましょう。出なくても、座れたこと自体をしっかり褒めてあげてください。

  • 洋式トイレでは、子どもの足が宙ぶらりんだと踏ん張れません。必ず足台(ステップ)を置き、足の裏をしっかりつかせて、少し前かがみの姿勢をとらせてあげると排便しやすくなります。

  • 食事・水分・運動の工夫:

  • 腸を刺激して動かすために、毎朝必ず「朝ごはん」を食べさせましょう。

  • 食物繊維(サツマイモやジャガイモなどのイモ類、豆類、野菜、くだものなど)を意識して食事に取り入れてください。※市販の野菜ジュースは加工の段階で繊維質が細かく砕かれているため、便秘改善の効果はほとんど期待できません。

  • 水分(水や麦茶など)をこまめにしっかり摂らせましょう。

  • お家の中に閉じこもらず、外で体をしっかりと動かして遊ぶことで、腸の蠕動(ぜんどう)運動が活発になります。

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