Symptoms & Care

精巣捻転(せいそうねんてん) 

特徴・症状

  • 男の子の非常に重大な救急疾患です。 陰のう(きんたまの袋)の中で、精巣(こう丸)と繋がっている血管や精管の束が、雑巾を絞るようにクルッとねじれてしまう病気です。

  • ねじれることによって精巣への血液の流れが完全に止まってしまいます。ねじれてから数時間(およそ6~12時間以内)で精巣の組織が壊死してダメになってしまうため、一刻を争う緊急の手術が必要となります。

  • 激しい陰のうの痛みが突然起こり、あまりの痛さに吐き気をもよおしたり、実際に激しく吐いてしまったりすることも多いです。

受診時の注意点と対応

  • ただちに病院(小児科・泌尿器科・小児外科のある救急外来)へ: お子さんが「お股(陰のう)が痛い」と訴えた場合は、様子を見ずに大至急救急受診してください。

  • 痛む場所のすり替えに注意: 小さなお子さんや思春期前のお子さんは、場所が場所だけに恥ずかしがって「お腹が痛い」と嘘をついたり、神経の反射によって本当にお腹の痛みとして感じてしまったりすることがあります。「お腹が痛い」と言って激しく痛がっているときは、必ず保護者の方が「おちんちんの袋(陰のう)は痛くない?」と優しく確認し、赤く腫れていないか直接見てチェックしてください。

  • 一度帰宅した後の注意: 精巣捻転は初期にはねじれが軽く、診察時にたまたま少し戻っていて「今のところ可能性は低い、様子を見ましょう」と言われることもあります。しかし、帰宅した後に再び吐き気を伴うような強い痛みが襲ってきた場合は、ねじれが再発・悪化したサインですので、先の診断に関わらず「すぐにもう一度」大至急受診してください。

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